芦の木あい『それでも有栖川花子は夢を見るか?』

 放課後女子学生4人でダベるだけの話…7ページまでは。最後の1ページで急展開、次号に続く。

 7ページまではずっとタイムマシンの話で冗長に感じていたんだけど、タイムリープが主題だったなら納得。キャラはテンプレ気味なので、どう既存の作品と差別化していくかがポイント。

 後編は花子が異星人と戦わないように3人(王子、栞、輝夜)が過去に行って未来を改変する内容になりそう。だが、今の世界線がタイムリープによる影響を受けている世界であることは示唆されており、栞はラストでそれに気づいている。花子LOVEなのに最後の1ページで何もしゃべっていない(王子や輝夜は花子を助けるために行動を起こそうとしている)ことも含め、栞がカギを握りそう。

 また、栞だけ今のところ才能がないのも気になる。

 花子…パイロット適性が高い

 王子…100m9.58秒(世界記録)で走れる

 輝夜…タイムマシンを作る

 

 もしかしたら栞が異星人だったり?